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HOME -> 家づくりのヒント -> 設計事務所の役割 |
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設計事務所(建築家)といえば個性的・奇抜なデザインをするというイメージをもつ人が多いと思いますが、確かにそういった設計事務所もありますが、ただ居心地のよい家をつくりたいと思っている部分もあります。
設計事務所の家づくりの大きな特徴は、設計と工事が完全に切り離されていること、原則として工事会社は複数での相見積りで(競争見積り)で決定します。
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◇工務店・ハウスメーカーとの違い |
初めから工務店やハウスメーカーを選ぶということは、工事をする会社を選ぶということです。
設計するのは工事会社のスタッフで、選ぶ工法や建材、工事やアフターメンテナンスの体制までがほぼ決定することになります(建材にはある程度の選択はありますが・・・)。1つのところに依頼するということは、それで安くなる場合があるので、それはそれで否定するつもりはありません。
それに対して、設計事務所と家づくりをするということは、お客様が納得できるプランや構造、材料までしっかり検討してから施工に移るということです。(詳しくは「設計事務所の仕事」のページに書きました)
また、「業務報酬について」のページの「設計料とは」で書きましたが、設計事務所に依頼すると設計書を20種類以上描きます。施工会社に描いてもらう設計図は法律で定められた最低限の数枚で、「設計図になったもの以外は施工会社にすべてお任せします」と言っているのと同じですので、後から想像したものと違ったと言っても受け入れられません。
もうひとつ、それは「監理」というものです。詳しくは「監理業務とは?」に記述しましたが、「施行中のチェックを誰がするか」という点です。工務店やハウスメーカーに直接依頼ということは、施工もチェックも同じ会社ということで、実際にはお客様が勉強して、工事に問題がないか常に監視するということです。
設計事務所は設計だけの仕事というイメージがありますが、この建物の監理もしっかりさせていただきます。
設計事務所としては、お客様に喜んでもらえる家づくりに一生懸命取り組ませていただくからには、やはり報酬が発生します。「業務報酬について」のページのように、工事予算の10%前後の金額になりますが、それは一生に何度もない家づくりに後悔しない、安心・安全という目に見えないものの費用とお考えいただければ幸いです。
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